着やせに始まり、ファッションに通じる上手に魅せる意識でコーディネイトする方法やコツ
冠婚葬祭における葬式の服装の基本はやはり「黒」です。
女性ならばシンプルな形の黒いワンピースを1枚持っていると安心です。
結婚式と違って葬式は華やかさや個性をアピールする場ではないので、
フリルやレース、リボンが過剰にあしらわれたデザインは避け、
光沢のないシンプルなデザインの服を選びましょう。
スカート丈はもちろん膝下がベストです。
一般的な葬儀会場の場合は椅子が準備されていますが、
亡くなった方のご自宅やお寺での葬儀に参列した場合、
畳の上で正座をすることになります。
丈の短いスカートでは正座の際に膝が露わになってしまい、
葬儀の場にふさわしくありません。
正座をしてもゆとりのあるサイズの服を選びましょう
社会人の女性の場合、仕事後に葬儀や通夜に参列する場合もあるでしょう。
職種によっては、会社に喪服を持参して着替えることが難しいこともあります。
葬式ではどこまでが礼服かという明確な決まりはありませんが、
黒いスーツならば仕事にも葬儀にも対応でき安心です。
しかし、色つきのインナーやブラウスは葬式の場にふさわしくありません。
白いシンプルなブラウスか、黒いタートル
20代の若い女性であれば一粒パール程度の華奢なデザインの方が
若々しい着こなしになります。
しかし、どうしてもアクセサリーを身につけたいからといって、
イミテーションの真珠のアクセサリーをつけて行くことは避けましょう。
また、最近は凝ったネイルアートを日常的に爪に施している女性も多くいます。
ジェルネイルの場合はすぐに落とすことができないため、
やむを得ずそのまま葬儀に参列する方もいるでしょう。
あまりに派手なデザインの爪はさすがに非常識ですので、
ネイルの上から市販のベージュのマニキュアで隠すなどの対策をしましょう。